プランシェを極める:必要な筋肉と効率的なトレーニング法
インデックス
プランシェとは
カリステニクス(Calisthenics)とは、古代ギリシャにその起源を持ち、ギリシャ語の「καλός(kalos)」=「美しい」と「σθένος(sthenos)」=「力」を組み合わせた言葉で、「美しい力」を意味します。このトレーニング法は、器具を使わず「自重のみ」で行うのが特徴です。
古代ギリシャでは、肉体美と健康は精神の充実とも結びつき、理想的な人間像の一部とされていました。戦士や競技者たちは、自重を使った運動で身体を鍛え、その効果を高めていたのです。この時代のトレーニング方法は、後にローマ帝国や他の文化圏にも影響を与えたといわれています。
カリステニクスの中でも特に高度な技とされるのが、プランシェ(Planche)です。
このプランシェ、体操競技では「上水平」とよばれ、その腕だけで体を支えながら水平に保つフォルムは、まるで体が宙に浮かんでいるかのような美しさを誇ります。
しかし、プランシェは単なるポーズではありません。体のすべてを統合し、限界を超える挑戦そのものです。この技には強力な筋力、柔軟性、集中力に加え、日々のトレーニングの積み重ねと忍耐力が求められます。
初めて挑戦する方にとっては、進歩が見えない日々に心が折れそうになるかもしれません。しかし、目標を達成した瞬間の達成感は、言葉では表せないほどの喜びをもたらします。さらに、プランシェを習得する過程で鍛えられるのは筋肉だけではなく、己の限界に挑み続けることで、精神的な強さや自己成長も感じられるでしょう。
このページでは、プランシェに必要な筋肉や具体的なトレーニング方法から、実際の進捗や憧れのプランシェマスターたちの紹介まで、包括的に解説します。初心者の方でもステップバイステップで進められるアプローチを取り上げていますので、自分のペースで挑戦してみてください。
挑戦初期の記録
私自身がプランシェに挑戦し始めた頃。
なんとか体を浮かすことはできたものの、まだまだ肘が伸びきらない状態で、しかも足もまっすぐ伸び切っていません。
プランシェに必要とされる筋肉
そこでプランシェに必要とされる筋肉を鍛える必要があります。
以下の筋肉が主に使われます:
- 肩(三角筋)
Plancheでは、肩(三角筋)の前部が特に重要です。体全体を水平に保ちながら、腕を伸ばした状態で体を前方に傾けるため、大きな三角筋が必要になります。 - 胸筋(大胸筋)
胸筋が腕と肩をつなぎ、押し込む動作をサポートします。体を支える力と、Planche中の前傾姿勢を維持する力に必要な筋肉です。また、肘のロックをする筋力がないと負担が他の部位(肩や手首)に集中してしまい怪我のリスクがあります。 - 腕 – 上腕三頭筋(三頭筋)
上腕三頭筋は腕を伸ばした状態を保つための主要な筋肉です。Plancheでは肘を完全に伸ばす必要があるため、三頭筋の強さが求められます。 - 体幹(腹直筋、腹斜筋、腹横筋)
体幹は体を一直線に保つための重要な役割を果たします。特に腹直筋と腹横筋は体を持ち上げ、腹斜筋は体の横方向の安定性を高めます。 - 背下部(脊柱起立筋)
背中下部の筋肉は、腰が下がらないよう体を一直線に保つために重要です。特に、脊柱起立筋が弱いと腰が反ったり沈んだりしてしまいます。 - 股関節屈筋(腸腰筋、大腿直筋)
股関節屈筋は脚を前に引き上げ、Planche中に脚を水平に保つために必要な筋肉です。脚の位置を固定するため、体幹と連動して働きます。股関節屈筋が弱いと、脚が下がり正しい姿勢を維持できなくなります。また、脚が重く感じることで他の筋肉にも余計な負担がかかります。 - 手首と前腕
手首と前腕は、地面からの負荷を直接受ける部分で、特に手首は前方への体重を支える支点として重要です。手首の柔軟性や筋力が弱いと、手首に痛みを感じたり、バランスが取りにくくなったりします。強い前腕と手首があれば、安定性が向上し長時間保持することが可能になります。 - 広背筋
広背筋は、肩甲骨を安定させ、体を水平に保つサポートをします。体幹全体と連動し、Planche中の動きを滑らかにします。
必要な各部位ごとのトレーニングメニュー
以下はプランシェをマスターするためのトレーニングメニューです。それぞれのトレーニングはプランシェに必要な筋力やバランスを強化するのに効果的です。フォームと負荷を意識しながら取り組むことで、効率よく上達を目指せます。
1. 肩(三角筋 – Deltoids –)
- 鍛える目的: Plancheでは前部三角筋で全体重を支えるため肩の強化が必要となります。
- トレーニング方法:
2. 胸(大胸筋 -Pectoralis Major-)
- 鍛える目的: 水平方向に体を押し上げる筋力を強化します。
- トレーニング方法:
3. 上腕三頭筋(三頭筋 -Triceps Brachii-)
- 鍛える目的: 腕の伸展力と安定性を向上させます。
- トレーニング方法:
4. 体幹(腹直筋、腹斜筋、腹横筋 -Rectus Abdominis, Obliques, Transverse Abdominis-)
- 鍛える目的: 体を水平に保つための強力な体幹が必要です。
- トレーニング方法:
5. 背下部(脊柱起立筋 -Erector Spinae-)
- 鍛える目的: 体の整列を維持し、腰が沈むのを防ぎます。
- トレーニング方法:
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6. 股関節屈筋(腸腰筋、大腿直筋 -Iliopsoas, Rectus Femoris-)
- 鍛える目的: 脚の位置と整列を保つための筋力を強化します。
- トレーニング方法:
7. 手首と前腕 (-Wrists and Forearms-)
- 鍛える目的: 体を支えるための筋持久力と強度を向上させます。
- トレーニング方法:
8. 広背筋 (-Latissimus Dorsi-)
現在の進捗状況
最近撮った動画です。まだまだ道半ばですが、わずかながらの進歩はしていると信じたいです。
憧れのプランシェマスターたち
次の動画は、私が目標としているプランシェマスターたちのパフォーマンスです。美しいフォームと圧倒的な力強さをご覧ください。
Sondre Berg
Scott Wills
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