ベルガモット精油

ベルガモットアロマ製油

 

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 ベルガモット精油とは

 

アロマの中でも人気の高いベルガモットはイタリア南部のカラブリア地方が原産地のミカン科の植物で、サワーオレンジとレモンやライムと交配の交配種です。果皮はでこぼこした形状のものやオレンジの表皮のようなものまでさまざまですが、精油は緑色をした果皮の部分から取り出されます。
ベルガモットの名前は、栽培が初めて行われた北イタリアの「Bergamo(ベルガモ)」という地域の名前に由来する説やトルコ語で王様の梨を意味する“beg-armudi”という説などがあり、はっきりしたことは分かっていません。

果汁や果肉は強い苦みがあり食用には向いていませんが、イタリアでは古くから消毒剤や解毒剤といった民間療法で使用されていたようです。
そのフローラルな香りには高級感が感じられるとのことで、17世紀ごろになると香水や化粧品などの香料などにも使われるようになり、そして1800年代になると「アールグレイティー」の香りづけにも使用され、広く知られるようになりました。

 

特徴のまとめ
名前 ベルガモット
(Bergamot)
学名 Citrus bergamia
科名 ミカン科
抽出部位 果皮(圧搾法・水蒸気蒸留法)
ノート トップノート
香り グリーン調とフローラル調をほのかに感じる柑橘系の香り
禁忌 光毒性、刺激強、光感作性

 

ベルガモット精油の効能” width=”768″ />

 

 ベルガモットの効果・効能

 
ビターで深みのある大人っぽい印象の香りはアールグレイティーの風味づけにも使われ、落ち着いた香りです。鎮静と高揚の両方の作用があり、不安や緊張、怒りなどを和らげ、憂鬱な気持ちを癒してくれます。
また柑橘系精油は、消化器の不調を和らげる作用に優れており、食欲バランスを整えたり、胃もたれなどの症状を緩和します。そのほかにも子宮の強壮にも作用するといわれています。

 

こころへの作用

 
主な成分となるリモネン、酢酸リナリル、リナロールは、脳が危機やストレスを感じると分泌されるホルモンのコルチゾールを減らす役割があり、精神的なイライラや興奮した心を静めストレスから解放してくれたり、鬱症状の改善にも役立ちます。
また、鎮静作用にも優れ、血圧と心拍数を低下させてくれるので、寝つきが悪い時や不眠の解消などに効果が期待できます。

 

からだへの作用

 
主成分のリモネンには腸のぜん動運動を助ける働きや利尿作用があり、消化不良時や下痢などの時の整腸作用や膀胱炎の症状改善に効果があるとされています。
またリモネンには血流を増加させ、血液循環を高める効果も認められているので、身体を温め、冷えから解放してくれる効果が期待でき、さらに酢酸リナリルとリナロールには抗炎症作用もあることから、ベルガモットは風邪の予防だけでなく、のど痛み、呼吸器系の不調など風邪のひき始めのケアなどにも良いでしょう。

その他、酢酸リナリルが持つ作用に、神経性の頭痛や偏頭痛、鎮痙、神経痛の緩和も知られています。

 

スキンケア

 
ストレス緩和のために良い精油ですので、ストレス性肌荒れなどに香りの効果があります。
またスキンケアとしてのベルガモットには、抗菌・殺菌作用や抗酸化作用、抗炎症作用といった成分により脂性肌ニキビや吹き出物、湿疹など肌トラブルの予防・改善に効果が期待されます。
※通常のベルガモット精油には光毒性がありますので、肌へ付けることはあまりお勧めいたしません。使用する場合はベルガプテンフリーのマッサージ用オイルを使用してください。

 

禁忌

成分には、光毒性・光感作性のあるベルガプテンの含有量が非常に多くあるため肌につけた後は、日光や紫外線にすぐに当たらないこと。
またスキンケアで使用する場合でも、ベルガプテンフリーの精油を使うか、1%以下の低い濃度に希釈して使用することが推奨されます。

 

※アロマテラピーは医療ではありません。天然の香りは心身の健康に良い作用をもたらすと認められていますが、不調改善を保証するものではありません。

事故やトラブルに関して責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご使用をお願いいたします。
持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

 

 

 アロマに包まれた空間で身体の反応を感じる

 

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