Posted on 2012/06/27
呼吸によるリラックスの仕方
「羊が一匹…羊が二匹…」
と数えれば本当に眠りにつけるのか。 というニュースが数日前に流れてました。
結論から言うと、 日本語でカウントしても、あまり意味はなさそうです
これは言語に関係しているんです。
この眠りにつくという方法はイギリスから導入されたものと言われていたと(ちょっと定かではありませんが)記憶しています。
英語では「羊」=「Sheep(シープ)」と発声。
この時、「シー」という音を出すときに、お腹から空気を送り出し音を形成します。
ようするに、このシープという音を出すときに腹式呼吸となっているのです。
腹式呼吸は、交感神経と副交感神経のバランスを整えてくれます。
Sheepと何度も発声することで腹式呼吸が繰り返され、リラックス状態になり、眠りに導かれるのです。
リラックス状態にある睡眠中は、
眠っている人を見てみると分かりやすいですが、自然とおなかで呼吸が行われています。
余談ですが、もともと英語の発音は腹式呼吸で出す音が多く、
皆様も英語を母国語とされる方が話をするとき、話し手の声がよく通るなと感じたことがあるかと思います。
これは歌を歌われる方のように、おなかで呼吸できているからなんです。
ヨガの種類によっては、いろいろなタイプの呼吸がありますが、
おもにリラックス系のヨガでは腹式呼吸を取り入れています
レッスンの後によく眠れるという声をいただきますが、呼吸の方法がそのひとつの理由としてあげられます。
英語圏では「羊の数を数える」というのは、睡眠に効果的なようですが、 日本語ではあまり意味が無いということですね
Categories: スタジオブログ
Tagged in: